キーボード選びでQOLを爆上げしたい!
日本人は平均一日に6,000タッチぐらいはキーを打っているらしい。これだけ回数毎日タッチする道具は他にあまり思いつかない。どうして、これまでキーボードに無頓着だったのか、自分を問い詰めたい。沢山触れるもの、仕事のクオリティに直結する道具にこだわりを持つことは当然のこと。撮影を基本とした個人事業主でもデスクワークは多いはず。事務所を立ち上げる際に、デスク環境を整えるため、最強のキーボードを探した。
キーボードの代表的な構造を知る
- メカニカルキーボード:メカニカルキーボードは、個々のキーにメカニカルスイッチを使用しているため、タッチタイピングに適している。また、キーのクリック音やキーストロークの感触が好まれる方もいる。
- メンブレンキーボード:メンブレンキーボードは、薄いシート状のメンブレンを使用しているため、低コストで製造できる。ただし、タイピングの精度や快適性は、メカニカルキーボードに比べると劣る場合がある。
- ワイヤレスキーボード:ワイヤレスキーボードは、Bluetoothなどのワイヤレス技術を使用して、パソコンやスマートフォンなどの機器に接続することができる。有線キーボードに比べて、自由度が高く、机の上がすっきりするため、人気がある。
- ゲーミングキーボード:ゲーミングキーボードは、より高速な反応速度や、多機能なキー操作ができるように設計されている。また、バックライトやカスタマイズ機能が備わっている場合がある。
StudioMOSO的考察
AMAZONの売れ筋をざっと眺めてみても、心躍るような製品が見当たらない。道具としての魅力があふれる製品はキーボードには存在しないのか?そんな工業製品の安っぽい物が大半を占める中、少しずつほしいキーワードが揃ってきた。「メカニカル」「軸」「打鍵感」「打鍵音」。日々キーボードと向き合うプログラマーを魅了してきた神的なキーボードがHHKB。無骨すぎる無刻印のモデルは正に男の仕事道具にふさわしい。ただ、どうしてもレトロなデザインに心躍らない。結局、色々と情報を巡った結果、いつまでもタッチしていたくなるフィーリングだけでなく、美しさを兼ね備えたものが必要と分かった。
キータッチと音を吟味する
ここでキーボードのタッチフィーリングを左右する軸について説明したい。メカニカルキーボードの軸は、キーが押されたときにばねによって反発する。この軸には、主に青軸、赤軸、茶軸、黒軸などの種類があり、それぞれ、操作感や音、反応速度が異なる特徴がある。例えば、写真の青軸はクリック音が大きく、カチカチカチと大きな音でタイプライターを思わせる音で、反応速度が速い。一方、赤軸は操作が軽く、長時間の使用に向いている、茶軸は非常に静かだが、タクティカル構造で押していくと途中に引っかかりがあり独特の打鍵感といった具合だ。私はこのフィーリングを確かめるために事前にサンプル台と複数の色の軸を各3つづつを手に入れ、自分と相性の良い軸を見極めた。
キーボード 筐体はROYALAXE Y87に決定
メカニカルキーボードとしての完成度が高く、美しさをも兼ね備える答えとして私が最終的に選んだ筐体はROYALAXE Y87。68キーの物と迷った末、動画編集を行う上で87キーが必要という結論に達しました。本体自体スゴク重たくて、共鳴音がほぼないのでコトコトコトコトと心地の良い音が楽しめます。
スペースバーにゲーマー用語が書かれているのがデザイン的に致命的でしたが。下記のキーキャップを付けることで完全解決。
キーを打つことが癖になりそうな素晴らしいキーボードと出会えました。